(2012/01/01)
私は先日、国際環境NGOグリンピースとNGO国境なき医師団のマンスリーサポーターに申し込みました。喫緊の課題でもある環境保護や飢餓対策への活動に、私のところにあるお金の一部を、役立てられたらうれしいと思ったのです。もともと社会貢献活動には興味があって、フィリピンのチャイルド支援をしたり、世界の貧困緩和を目的にしたマイクロファイナンスを行うNPO経由で、開発途上国で起業する人に融資をしたりしてきました。
開発途上国で5歳になる前に命を落とす子どもの数は、3秒に1人。飽食の国で暮らす私たちには想像しにくいことですが、でもこれが世界で現実に起こっていることです。世界で最も裕福な1パーセントの人々の所得の合計額と、最も貧しい57パーセントの人々の所得の合計額は、同じだそうです。世界の富の配分がアンバランスなことで、世界の全人口をまかなうに十分な食料の配分がアンバランスになり、飢餓で亡くなっていく人たちが驚くほどいる、そんな現実があるのです。
シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナーの言葉で、「お金は社会の血液である」というものがあります。アインシュタインが「E=mc²」で、すべての質量はエネルギーであると証明したように、お金は社会を循環しているエネルギーです。これからは、世界のためにお金を効果的に循環させることに意図的である人たちが、成功を収めるようになる時代です。
私はふだん、お金に愛の表現としてのエネルギーを乗せることを、意識するようにしています。そうすると、レジでお金を支払うときに、自然に相手の目を見てニコッとほほ笑んでいる私がいます。うお座の時代は「Time is Money」で、会社や社会の仕組みの中で自分の時間を売って、その対価としてのお金を得てきましたが、新しいアクエリアス時代はこうです。
「Love is Money!」
愛のエネルギーが、お金を動かします。たとえば、特別に寄付をすることが難しいとしても、お金を使うときの自分の意識を変えれば、世界に愛のエネルギーが放出され、あなた自身も愛で満たされるのです。そんな日の眠りは、いつも以上に心地よいに違いありません。
そして世界のお金の流れが健全な社会になったとき、私たちはこれまでに体験したことのないレベルの豊かな眠りを手に入れるでしょう。その未来に向かって、今、私たちができることを、一緒に創作していきましょう!
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