Sleepeace Café
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂の睡眠情報サイト
眠りの悩み別 快眠アドバイス
枕が合わない
あお向けのときに、立ち姿勢に近い状態が保てる枕を選びましょう。
首がスッと伸びて 呼吸がスムーズにできる枕がベストです。
下記に当てはまる項目はありませんか。
□ 朝起きると、首や肩がこっている
□ 寝ている間にい枕を外してしまう
□ あお向けで寝ることはない
□ 寝ている間に枕を外す
□ いびきをかく
□ 首のしわが気になる
□ 口呼吸になっている
ひとつでも当てはまれば、枕が合っていない可能性があります。
【合わない枕:枕が高すぎ&首の支えがない】
ひとつの袋に中素材が詰まっている枕は、首の支えがなく、後頭部が持ち上がり、喉元が詰まってしまいます。
・気道が狭くなるので呼吸が浅く、イビキをかきやすい
・首や肩の筋肉が引っ張られるので、首や肩がこる
・首のシワ、二重あご、ストレートネックの原因に
・あお向けは苦しいので、横向きで寝ているケースが多い
【合わない枕:頸部が高すぎる】
首の盛り上がりが強い枕は、後頭部が平らぎみの日本人は、首が押し上げられ圧迫されてしまいます。寝た瞬間に「首すじが伸びて気持ちいい」と感じる枕を一晩すれば、朝は首が痛くなってしまいます。寝ている途中で枕を外してしまうのは、合っていない証拠といえます。
【合わない枕:枕をしない】
頭部が心臓より下がるので、顔がむくみやすくなります。首が浮いて頸椎や筋肉が緊張し続けるので、首の疲れてしまいます。首のカーブが浅い人は、枕を使っていないケースが多い印象です。今は低めの枕もありますから、体型にあわせて選びましょう。
【合っている枕(あお向け)】
あっている枕は、立っているときの姿勢に近く、首もスッと伸び、呼吸がスムーズです。
枕をしていることを忘れるくらい体と一体感があり、
全身がリラックスします。
あお向けであわせたら、次は横向きをチェックします。
【合っている枕(横向き)】
睡眠中は筋肉がゆるむので、真横90度に寝ることはありません。背骨から頭にかけてのラインが、ほぼ真っすぐかどうかを確認しましょう。
枕の両サイドが少し高くなっていると、あお向けと横向きのどちらの姿勢でも楽に眠れます。
【合わない枕:枕をしない】
枕をしないと、首がくの字に曲がって、頸椎や肩まわりの筋肉に負担がかかります。
睡眠中には20~30回寝返りをするので、あお向けと横向き、寝返りのしやすさをチェックしましょう。
見落としがちですが、マットレスの硬さは枕の高さに影響します。お店で試すときは、自宅の敷き寝具に近い硬さのマットレスの上で、ベストな枕を見つけてください。