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暑かったり寒かったり、布団がジトッと湿っていたり、パジャマがごわごわして肌触りが悪いなど、不快に感じることがあると、心身が緊張してしまい眠りを遠ざけます。 逆に干したばかりの布団はフカフカして気持ちよくて、幸せな気分になりませんか? 「気持ちいいなぁ」と感じると、ココロが満たされます。そしてカラダの力がスーッと抜けて心身ともにリラックスすることができます。カラダが緩めばその先には'眠り'が待っています。

睡 眠 環 境 の ポイント
不快な要因を取り除き、気持ち良いと感じる状態をつくり出す
1.明るさ(照明)
眠る時にはあかりを10ルクス以下(豆電球程度の明るさ)にして、足元からなど間接的に照らしましょう。睡眠中は真っ暗にするか、ほの暗い明かりを点灯するかは、個人の好みが優先します。落ち着くほうで。 遮光カーテンで朝日を完全に遮ると、寝起きが悪くなります。少しカーテンのすき間を開けておくとよいでしょう。
2.音
夜間の室内許容騒音は30dB(デシベル)以下とされています。(郊外の静かな住環境) (洗濯機75dB、流しに水を流す55dB、電子レンジ52dB、パソコン45dB)
●音対策としては・・・
二重窓、遮音カーテン、厚手のカーテンを長めにかける、耳栓など。
別の音楽をタイマーで流すと、音のマスキング効果で騒音が気にならなくなります。
3.温度・湿度
寝室の温度は夏季25〜28℃、冬季18〜22℃、湿度は50%がよいとされています。
しかし、北海道と沖縄など年間環境温が異なる地域や夏と冬などでは、体が感じる温度が異なります。快適な寝床内気候は、温度約33℃、湿度50〜60%が目安。室温を調整するほか、掛ふとんやシーツ、毛布、パジャマなどに気を配りましょう。
4.空気
朝晩は寝室の窓を開けて、部屋の空気を入れ替えましょう。
ハウスダストを取り除き、きれいな空気の中で眠りましょう。
冷暖房を使うときは、風が直接体に当たらないよう、配置に気を配ってください。
5.色
カーテンやベッドカバー、ふとんカバーは、部屋に占める割合が大きいので、色目を統一して、コーディネートに気を配りましょう。
ブルー系 冷たさを感じるブルー系の色は、体感温度も低く感じさせるので夏のインテリアに向いています。気持ちが落着く色なので寝室向きです。
オレンジ系 暖かさを感じるオレンジ系の色は、体感温度も高く感じさせるので冬のインテリアに向いています。気分を高め明るいイメージになります。
グリーン系 精神を安定させるグリーン系の色は、疲れを癒し目を休めリラックスします。安らぎ感を醸すインテリアになります。
パープル系 鎮静作用のあるパープル系の色は、上品なインテリアになります。女性らしいロマンチックなイメージが広がります。
6.寝具
寝具が合っているかどうかで、疲れの取れ方が全く違います。無意識のときに使うものだけに、自分の体型や好みに合った寝具を選びましょう。

<ベッド・ふとん>
・ふとんはしまうことができるので、部屋を多目的に使うことができます。その一方、上げ下ろしは大変。場所さえ許せば、ベッドを選ぶケースが多いようです。ベッドは寝起きの動作が楽なうえ、ホコリが届きにくく、床の冷えが伝わってこないので温度や湿度の影響をうけにくいというメリットもあります。

・マットレスを選ぶときは、からだの背面形状に合ったものを。腰の部分だけが沈み込んだり、からだ全体がすっぽり沈み込んでしまうものは避けましょう。合わないマットレスは腰痛の原因になることも。寝返りのしやすさの考慮して。

      

<掛けふとん>
・心地よい寝床内の温度は約33℃、湿度は50〜60%。これを保てるように、保温性、放湿性、通気性、重量などを考慮しながら、季節によって掛けふとんの選び方を工夫しましょう。
・羽毛は軽くて温かい、快適な素材です。寒い地域で採れた羽毛ほどダウンボールが大きく、押さえたときの回復力も優れています。

<枕>
・合わない枕は身体の緊張が取れないばかりか、肩こり、首の痛み、いびきの原因になることも。
・高すぎず、低すぎず、自分の体型に合った高さのものを。そして寝返りが打ちやすいかどうか、好みの感触かどうかも確認しながら選びましょう。



夏の環境づくり


夏は肌と寝具が密着すると通気性が悪く蒸れて暑く感じるので、できるだけ肌に触れる面積が少ないと、熱を逃しやすく涼しく眠れます。麻のベッドパッドやい草のシーツなどがおすすめです。また、抱き枕を使うと、寝具と体の間に空間ができて、風通しがよくなります。

エアコンを利用する場合は、熱がこもりやすい押入れやクローゼットを開け放ち、部屋全体を冷やすようにします。そうすることで、室温が下がった状態を長く保てます。設定温度は25〜28度を目安に、起きているときよりも高めに設定します。また、エアコンの風が直接体に当たらないように、寝る場所を変えたり、ルーバー(吹き出し口の羽)で風向きを調節してください。

エアコンを使わない場合は、扇風機で部屋に微風を流すと、実際の気温よりも体感温度が下がり、涼しく感じられます。寝汗をかいても、微風があると汗が蒸発しやすいので、体の熱が逃げやすくなります。扇風機を天井に向けて首振りにし、一番弱い風にセットします。置く場所はできるだけ頭から遠くすると、モーターの音が気にならなくてよいでしょう。


冬の環境づくり


寝る前に寝室を十分に暖めておきましょう。乾燥しがちな冬は、加湿器を置くなどの配慮をしてください。風邪の予防にもなります。断熱性の弱い部屋の場合は、オイルヒーターなどで、一晩中やさしく暖めましょう。

寝具については夏とは逆に、肌に密着する肌添い性のよいものを選ぶと、冷気が入らずに暖かく眠れます。かさ高性のある羽毛布団の場合は、体と布団の間にすき間があいてしまうので、毛布やケットを布団の上にかけ、羽毛布団を押さえるようにするとよいでしょう。

肌に触れる部分には、ムートンやウールの敷パッドや、シルクやキャメルの毛布、ネルの布団カバーなど、起毛した素材を使うと、ヒンヤリ感がやわらぎます。  冷え性の人は、手足が冷たいと寝つきが悪くなり熟睡感が得られませんから、入浴後はできるだけ早く就寝するように心がけましょう。

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