アクエリアス時代の新しい眠り

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87. 寝室のヒートショックに注意! (2016/02/01)

急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで起こる
ヒートショック。心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こしやすく、
最悪の場合は突然死に至ることも。


年間1万人以上の人がヒートショックで亡くなっていると言われ、
これは交通事故死の2倍以上になるそうです。


ヒートショックが起こりやすいのは、入浴のときというのは、
みなさんもよくご存知でしょう。
寒い脱衣所と、熱い湯船との温度変化が原因です。


意外と知られていないヒートショックを起こしやすい場所、
それは寝室です。


睡眠中の布団の中は、約33℃を保っています。
トイレに起きたときに、寝室の温度が10℃であれば、
その温度差は23℃にもなります。トイレがもっと寒ければ、
温度差はさらに大きくなります。


ヒートショック予防のためには、寝室は18℃以上を
保つことが推奨されています。日本では、寒さは
寝具や着るものを増やしてしのぐ風習がありますが、
着衣の圧迫や寝具の重みで負担がかかり、
これでは熟睡できません。


快適な室温を保つために、オイルヒーターやパネルヒーター
などの暖房器具をつけて眠りましょう。
エアコンを使う場合は乾燥するので、加湿器も合わせて
つけましょう。


室内の寒さは床から伝わってくるイメージがありますが、
実は一番の原因は「窓」にあります。


冷たい窓ガラスに室内の暖かい空気が触れて
急激に冷やされると、その冷気が下に流れてきます。
これをコールドドラフト現象といい、このことが
室内で寒さを感じる大きな原因なのです。


根本的な対策としては複層ガラスにしたり、内窓を
取り付けることです。中でも、Low-E金属膜を
コーティングした複層ガラスは断熱性にすぐれていて、
冬は暖かく、夏は太陽の熱線を遮断して涼しく過ごせます。


手軽にできる対策としては、厚手のカーテンを床につくまで
掛けたり、窓の近くにヒーターを置くことがあります。
とくに窓下専用のヒーターは温かい上昇気流をつくるので、
コールドドラフト現象と窓の結露対策にもなります。


カーテンで対策をすると窓が結露しやすくなるので、
窓に結露防止シートを貼ることも、合わせて行いましょう。


こうしてコールドドラフト対策をしておくと、暖房費を
抑えることができますし、室内の温度にムラが少なくなるので、
快適に過ごせます。


冷気は床にたまるので、敷き寝具の工夫も行いましょう。
敷き布団やマットレスの下にアルミシートを敷いたり、
上に毛布を敷くと保温性が高まります。


掛け寝具を増やしすぎると、寝具の重みで体が圧迫されて、
血行が悪くなってしまいます。掛けるものは2~3枚にして、
あとは敷くものと、窓の断熱、暖房器具で睡眠環境を整えて、
冬もぐっすり眠りましょう。