アクエリアス時代の新しい眠り

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59. 言葉のパワーで眠る (2013/10/01)

最近、アメリカのセントメリー大学による研究で、
くつろぎをイメージする【言葉】を思い浮かべると、
ぐっすり眠れるという発表がありました。


「休息」「リラックス」「気持ちいい」「穏やか」という、
睡眠に関連するくつろぎワードを目にしただけで、
被験者のうち47%が、普通の言葉を目にした時と比べて、
より長い時間眠ることができたそうです。


さらに研究を進めていったところ、休息と関連する
言葉によって、寝付きがよくなることも分かりました。
これらの言葉を付箋に書いて、就寝前に
目につくところに貼っておくと良いそうです。


言葉で眠ると聞くと、【羊を数える】を思い浮かべる人が、
多いのではないでしょうか。
でも羊を何千匹数えようとも眠れなかった、
そんな話もよく耳にします。


羊を数える習慣は、もともと英語からきています。
羊が柵を飛び越えている姿をイメージしながら、
「one sheep, two sheep,…」と数えて行きます。


英語で数えると、「シ~プ」と発音するときに
自然に息を吐くので、副交感神経が働いて
リラックスできます。


でも、これを日本語で数えるとどうなるでしょうか?


「ひつじが いっぴきっ」と、息が詰まってしまい、
逆に体に力が入ってしまいます。単調なことをくり返す
という意味では多少眠くなる作用があるかもしれませんが、
あまり期待はできません。


私が以前からお勧めしているのは、

 「うれしいなぁ~」
 「たのしいなぁ~」
 「気持ちいいなぁ~」
 「豊かだなぁ~」
 「幸せだなぁ~」

この5つの言葉を繰り返し唱えること。


これら以外でも、
「よくやってるなぁ~」「満ちているなぁ~」など、
自分にピッタリくる言葉を3~5つ選んでみてください。
不思議と、本当に言葉のような状態になって、
心地よく眠ることができます。


このときのポイントは、体の感覚を再現しながら、
その言葉をありありとイメージすること。


地球は二面性のある星なので、一つのものを構成する
ためには二つの側面があります。


「言葉」の二面は、“音”と“意味”。


言葉が持つ“意味”に“音”が乗ると、その言葉を
現実化することができます。


最初は声に出して「気持ちいいなぁ~」と練習して
コツがつかめてきたら、心の中で唱えるだけでも
ハッキリと効果が現れるでしょう。


こういう言葉は照れ臭いという人は、数を数えてみましょう。
座禅では「数息観(すそくかん)」といい、
「ひとぉ~つぅ~」「ふたぁ~つぅ~」と、ゆっくり数えていきます。


息を吐くときに横隔膜が上に動くのを感じるくらい、
お腹をしっかりへこませ、
吐く息は自然に入るままに任せます。


そして、10までいったら1に戻るようにすると、
単調な繰り返しなので、自然と眠くなります。


私たちの悩みや不安は、思考の連鎖から生まれます。


「なかなか眠れないなぁ」
→「このまま眠れなかったらどうしよう」
→「明日、大事な会議があるのに」
→「失敗したら取り返しがつかない」
→「将来、自分はどうなるんだろう」 などなど。


まだ起きていないことに思考のエネルギーを注ぐことで、
ありもしない幻想に振り回されるのです。


「なかなか眠れ・・・ひとぉ~つぅ~」
「このまま・・・ふたぁ~つぅ~」


今、思考がよぎったことをキャッチしたら、
数息観やしあわせワードを唱えて、思考を断ち切ります。
次第に頭が静かになっていって、クリアーなマインドで
眠りに入ることが可能になるでしょう。


心地よく眠るためには
「しあわせワードをありありとイメージしながら繰り返す」


ぜひ今日からやってみてください!