アクエリアス時代の新しい眠り

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45. 気圧・血圧・睡眠の関係性 (2012/08/01)

先日、免疫学の第一人者、新潟大学教授 安保徹先生のお話を聴く機会がありました。


その中で、気圧と血圧と睡眠の関係性について、私自身の知識と経験をふまえて、整理することができましたので、まとめてみたいと思います。


まず、気圧が高いと血圧は高くなり、気圧が低いと血圧は低くなります。


気圧とは気体による圧力のことで、私たちは日常の中で意識することはありませんが、肉体はいつも空気による圧迫を受けています。圧迫が強ければ、当然血圧は高くなり、弱ければ、血圧は低くなります。


高気圧地帯といえば南国。 日差しが強く、気温が高いのが特徴です。 ゴーギャンが描いたタヒチの人々に見られるように、日焼けした肌に、引き締まった体をしています。


低気圧地帯は北国。 日差しが弱く、気温が低い地域です。 日が当たらないので、色白でほっそりと背が高いのが特徴です。


世界的にみた地域差のほか、同じ日本人でも、南国体質と北国体質に分けることができます。別の言い方をすると、東洋思想でいう陽性タイプは南国体質で、陰性タイプは北国体質にあたります。


陽性タイプの人は、もともと陽気でバイタリティがあり、肉体的な忙しさを乗りきれる力があるので、ついつい無理をしがち。睡眠時間も削ってしまいます。


血圧が高いのでパワフルに仕事がこなせますが、こういうタイプの人は、睡眠時間は8時間を目標にとるようにしましょう。睡眠中は血圧が下がるので、しっかり眠ることで血管を休め、心身のバランスをとることができるからです。


ストレスが多く、交感神経が緊張状態にある現代社会で、陽性タイプの人が睡眠時間を削ると、50代くらいで脳梗塞などで倒れることが多いといいます。眠らなくても体を横たえるだけで、また深呼吸するだけでも、血圧を下げることはできるので、日常の中で取り入れてみてください。


陰性タイプの人は、一見控えめで大人しく、体温は低くて疲れやすいので、睡眠時間を長めにとる傾向があります。こういうタイプの人は、血圧や体温を高めることを心がけていくと、睡眠時間が短く適切に整ってきます。


まずは、熱めのお風呂に入りましょう。 通常、眠る前はぬるめの湯が推奨されていますが、深部体温が37度以上になるまで、しっかり入ります。目安は、額にうっすら汗をかくくらい。 37度を超えると、余分な熱を体の外に出そうとして、汗をかき始めます。


陰性タイプの私の場合、湯温41度で15~20分の半身浴をしています。この入浴法は体温が上昇し、下がるまでに時間がかかりますから、就寝1~2時間前に入るようにしましょう。


これを続けていると基礎体温が上がってきて、やる気も出てきますから、そうしたら次は運動です。運動をして筋力をつけていくと体温も血圧も上がってきて、朝の目覚めがスッキリしてきます。


自分の体質に合った、生活習慣と睡眠時間を心がけて、健やかな身体と暮らしを目指していきましょう!

 

  ※「33. 陰陽タイプ別快眠法」を合わせてご覧いただくと、理解が深まると思います。