眠りの悩み別 快眠アドバイス

お悩み8.夏の暑さで眠れない そんなあなたへの快眠アドバイス

からだと寝具のすき間をつくる工夫をしましょう。頭を冷やすのも効果的です。 夏の室温のコントロールは、エアコンや扇風機をうまく活用しましょう。睡眠中は体温が下がるので、エアコンの設定温度は日中よりもやや高めの27~29度くらいにします。

冷房が苦手な人は、扇風機を天井に向けて一番弱い風速で首振りにし、部屋の空気全体をゆるやかに動かしましょう。風が皮膚の表面を通るときに熱をとってくれるので、体感温度が下がり、途中で目覚めにくくなります。

できれば「リズム風」などの表示がある“1/fゆらぎのリズム”の風だと、自然の状態に近いので、身体に負担がありません。また、寒いと感じたときには、すぐに止められるように、リモコンがあると便利です。くれぐれも、風が身体に直接当たらないように気をつけて。エアコンと扇風機を併用すると、エアコンの設定温度が高くてすみます。
睡眠中はやや汗ばむ程度の設定にして、朝起きたらシャワーを浴びるようにするとよいでしょう。

そして、通気性にすぐれた涼しい寝具を使いましょう。イグサや竹などでできたシーツは、適度な硬さがあり、体と布団が密着しないため、涼しく眠れます。触ったときの感触がヒンヤリとしている麻のシーツやパッド、パジャマもおすすめです。

抱き枕は背中が大きくあくうえ、脇の下やひざの間にすき間ができるので、通気性が良く、涼しく眠れるアイテムです。ただ横向きで寝るのと比べ、体圧が分散されるので楽に眠れます。抱き枕は、東南アジアで夏の涼をとる工夫として、竹で筒状に編んだものが作られたことが起源といわれています。

また、頭寒足熱と言われるように、頭が涼しいと眠りやすくなります。ある調査によると、頭と足元の温度差が4度のときが快適に眠れるという結果がでています。夏以外の季節は、からだ全体に布団をかけて、頭は外に出ているため、自然に頭寒足熱の状態に保たれます。夏は足が布団から出ていることも多く、頭と足元の温度差が少ないので、頭を冷やすと眠りやすくなるのです。

昔ながらのそばがら枕は、通気性がよく、涼しい素材です。
枕用のジェルを使うのもよいでしょう。冷蔵庫で冷やしたタオルをポリ袋に入れ、後頭部に当たるように枕の上に置くのも手軽な方法です。

いろいろ工夫してみても熟睡感が得られないときは、午後3時までに20分以内の短い昼寝をしましょう。日中も暑さで体力を消耗するので、短時間の仮眠をとりいれながら、暑い夏を乗り切りましょう。


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