眠りの悩み別 快眠アドバイス

枕があわない方へ 枕選びのポイント

枕は、まずあお向けで合わせます。
一般的な低反発枕の例から見ていきましょう。
身長159cm、ややスリムな体型の女性に寝てもらいました。

※写真の転載はご遠慮ください。

よく見かける低反発枕は、首の盛り上がりが強いので、
後頭部が平らぎみの日本人は、首が押し上げられ圧迫されてしまいます。

寝たときに「首すじが伸びて気持ちいい」と感じる枕を一晩すれば、
朝は首が痛くなってしまうので、気をつけましょう。

寝ている途中で枕を外してしまうのは、合っていない証拠といえます。

首と後頭部の凹凸が少ない枕の例。

軽く押さえて1cmくらいの高低差が、日本人にはフィットするケースが多いです。

ひとつの袋に、羽根やポリエステル綿(わた)が詰まっている、
いわゆる普通の枕。
中に仕切りがないので、枕の中央が盛り上がっていて、首の支えがありません。
後頭部が持ち上がって、喉が詰まってしまいます。

・気道が狭くなるので呼吸が浅く、イビキをかきやすい。
・首や肩の筋肉が引っ張られるので、首肩がこる。
・首にシワが入る。

こういう枕を使っている人は、あお向けで寝ると苦しいので、
横向きばかりで寝ているケースが多いです。

枕がない状態。

首すじは伸びますが、頭が心臓より下がるので、顔がむくみやすくなります。

首が浮いて緊張しているので、首の疲れがとれません。

首のカーブが浅い人は、枕をしているのが苦しくて、
枕を使わないケースが多いようです。

今は、かなり低めの枕もありますから、体型にあわせて選びましょう。

あっている枕は、立っているときの姿勢に近く、
首すじもスッと伸び、呼吸が楽にできます。

枕をしていることを忘れるくらい体と一体感があり、
全身がリラックスします。

あお向けであわせたら、次は横向きをチェックします。

睡眠中は筋肉がゆるむので、真横90度に寝ることはありません。

背骨から頭にかけてのラインが、ほぼ真っすぐかどうかを確認しましょう。

枕の両サイドが少し高くなっていると、あお向けと横向きの
どちらの姿勢でも楽に眠れます。

ただし、この段差がありすぎると寝返りが打ちにくいので、
顔が埋もれるほど、枕のサイドが高いものは避けましょう。

枕がないと、首がくの字に曲がって、頚椎に負担がかかります。

睡眠中には20~30回寝返りをするので、あお向けと横向き、
両方が楽にできる枕を選びましょう。

枕の素材は一長一短があるので、自分の好みの感触を優先して大丈夫。

ただし、アレルギーがある場合は洗える素材、汗かきの人は通気性のよい素材、首を痛めている人は安定感のある素材がよいでしょう。

お店では、いろいろ工夫された枕が販売されています。

実際に寝て試すのが一番ですが、それが難しい場合は、高さ調整シートが入ったタイプや、中身の素材を出し入れできるタイプを選ぶと
よいでしょう。

間違えがちなポイントを解説してみましたので、枕選びの参考にしてみてくださいね!